中野 亜耶さん — Glendale Community College(グレンデール・コミュニティーカレッジ)での留学体験

インタビュー:

中野亜耶さんは、カリフォルニア州のGlendale Community College(グレンデール・コミュニティーカレッジ)で客室乗務員プログラムを専攻している学生です。

アメリカに留学したきっかけは何ですか?

アメリカに来るまで日本から出たことがなかったので、最初は、ただ単純に外国を見てみたいという旅行者のような気分でした。

留学先にアメリカを選 んで良かったことは何ですか?

アメリカの大学で勉強する一番の良い点は、モチベーションの高いアメリカ人学生に感化されることです。アメリカの学生は単位を落とさないために、授業に積極的に参加して、宿題もきちんとやって……と、こちらまでやる気が出てきます。日本にいたら周りに流されて、努力しないかもしれませんが、こちらだとその心配もありません。

英語はどのくらい上達しましたか?

2006年の6月からアメリカに来たので、2年になります。それまで外国に行ったことも、ネイティブスピーカーを相手に英語で話したこともなかったので、彼らが何を話しているかはもちろん、お店でのオーダーの仕方さえわかりませんでした。今は、比べものにならないほど英語で話すことも聞き取ることもできるようになったと実感しています。

留学中、恋しくなるものは何ですか?

もちろん家族です。祖父、父、母、姉、2人の弟と2匹の犬です。

アメリカに来て一番驚いたことは何ですか?

アメリカに旅行した人なら知っているかもしれませんが、人、食べ物、施設、道や乗り物など、本当にすべてが大きいことです。それが一番の衝撃でした。それから、大学の先生たちがとてもフレンドリーなことにも驚きました。彼らに会えて本当に良かったです。

言葉の違いをどう克服しましたか?

いつも自分の英語力とは向き合っています。でも、自分の英語力が十分でないことを気にし過ぎないようにも心がけています。友達や先生、所属しているバレーボールチームのコーチたちが私の英語を辛抱強く聞いてくれ、また、話をしてくれることが何より嬉しく、楽しいと感じています。

経済的なことはどうしていますか?

両親にサポートしてもらっていますが、就職したら、両親にお返しをしようと思っています。

どのような課外活動に参加していますか?

私はグレンデール・コミュニティーカレッジのバレーボールチームに所属しています。素晴らしい コーチとチームメイトに出会い、時間を共有できたことはかけがえのない経験となりました。

アメリカでの留学は目標達成の上でどう役立つと思いますか?

もともとは客室乗務員になるのが夢でしたが、今は自分の進路に関しては決めかねています。奨学金をとり、大学に編入したいと思うようになりました。

これから留学予定の学生に何かアドバイスはありますか?

留学とは決して簡単なことではありません。なぜなら皆さんも知っての通り、言語、文化、生活習慣などすべてが違うからです。そして、その違いに立ち向かわなければいけません。でも、アメリカで英語を勉強することは人生の中でかけがえのない価値ある経験になると思います。また、多民族の異なる価値観に触れることができるのは留学の醍醐味といえます。