寺尾 忠泰さん — Golden West College(ゴールデン・ウエスト・カレッジ)での留学体験

インタビュー:

寺尾忠泰さんは、カリフォルニア州のGolden West College(ゴールデン・ウエスト・カレッジ)でビジネスを専攻している学生です。

アメリカに留学したきっかけは何ですか?

アメリカで勉強をしたいと思った理由は専攻がビジネスだったからです。アメリカのビジネスは世界で一番だと感じていましたし、そのアメリカでビジネスの勉強をすれば英語も同時に勉強できると思いました。

この学校を選んだ理由はなんですか?

海の近くに住みたかったからです。ロサンゼルス近郊のコミュニティーカレッジを検索したところ、ゴールデン・ウエスト・カレッジが最も海に近いコミュニティーカレッジの一つでした。実際に来てみると10分運転すればハンティントン・ビーチに行くことができます。

留学先にアメリカを選んで良かったことは何ですか?

今の環境で一番気に入っていることは気候が良いことです。年中快適に過ごしています。雨の心配もせず、ほぼ毎日青空の下で、とてもすがすがしい気持ちで勉強にも身が入ります。

英語はどのくらい上達しましたか?

2005年に渡米したので約2年半こちらで生活していますが、来た当時と比べると英語力は飛躍的に伸びたと感じています。時間はかかりましたが、留学当初にとったESLプログラムが自分の英語力を飛躍的に伸ばす土台となってくれていると思います。

留学中、恋しくなるものは何ですか?

家族が一番恋しいです。休みを利用して日本に帰っていますが、その時に家族や友達がとても温かく迎えてくれています。それにもう一つ、温かいお風呂がとても恋しいです。日本の広い浴槽に漬かりたいといつも思っています。

経済的なことはどうしていますか?

日本で自分を支えてくれている家族に何よりも感謝したいと思います。留学生がこちらで働くことはとても制限されていて、基本的にアルバイトはできません。無駄遣いはしないように常に心がけていますが、学費、家賃、光熱費、保険などはこちらで生活をする限り払い続けないといけないものです。大学を卒業して、社会人になったときに両親に恩返しをしようと決意しています。

教育システムの違いにはどう対処しましたか?

それほど戸惑いませんでした。来る前から、「違っていて当たり前」と自分で思っていたことが大きいと思います。しかし、もしアメリカの教育システムを日本の教育システムに当てはめようとしていたら、きっと納得できないことがたくさん起こり、その違いに苦しんだと思います。自分が今までに受けてきた日本の教育システムにアメリカの教育システムを「当てはめよう」とするのではなく、別のものとして「受け入れる」という姿勢が大切だと思います。

どのような課外活動に参加していますか?

ゴールデン・ウエスト・カレッジの留学生オフィスが運営管理しているホームステイプログラムに参加していました。ホストファミリーはとても優しくしてくれました。中でも私と年齢が近いマットは今でも常に連絡を取り合っているほど仲良しです。さらに、隣の部屋でホームステイプログラムに参加していたアイルランドからの留学生とは本当に親友と呼べる仲になりました。近い将来に、彼が私と一緒に日本に遊びに来くること、そして私が彼と一緒にアイルランドへ遊びに行くことも約束しているので今からとても楽しみです。

アメリカでの留学は目標達成の上でどう役立つと思いますか?

今回の留学ではアメリカの4年制大学の卒業を目標にしています。卒業の頃には今よりもずっと英語力も伸びていると思います。そして、それは日本だけでなくほかの国で就職を考えたときにも大きな強みになってくると思います。

これから留学予定の学生に何かアドバイスはありますか?

日本を離れてアメリカで新しい生活を始めるということはとても大きな決断だと思います。もしアメリカで挑戦してみたいこと、達成したいことがあるのならば迷うことなく進むべきだと思います。ただこちらに来ると決めたときには、来る直前まで家族との時間を大切にしてから渡米してほしいと願っています。